たまに雨漏り調査のページで「赤外線カメラでは雨漏りを検査することはできません」と書いてあることがあります。
本当に検査することはできないのか実験してみました。

厚さ10mmの木の板に水を塗って、その面を撮影してみました。
あたりまえなんですが、塗っていないところと1.5度の温度差があることがわかります。

水を塗った面の裏面です。すぐには温度差が出ないことがわかります。

続いて石膏ボード。クロスの下地などに良く使われます。
水を塗った面は1.2度の温度差があることがわかります。

水を塗った面の裏面です。左端に浸み込みはじめた形跡があります。
この部分とは1.2度の温度差があることがわかります。

続いてケイ酸カルシウム板。軒天などに良く使われる材料です。
水を塗った面の撮影ですので、あきらかに温度差がわかります。

水を塗った面の裏面です。ぱっと見には水のあとは見えませんが、赤外線サーモグラフィーカメラで撮影すると、あきらかに温度差があることがわかります。
1.2度の温度差でこれだけはっきりと見えます。
いかがでしょうか?水が浸透するまである程度の時間を要することがわかりました。
つまり、雨漏りが発生してから撮影する時間を間違えなければ、明らかに雨漏り箇所特定の手助けになることがわかりました。
ただし、やたらに撮影すれば良いというものではなく、しっかりとした技術と経験が必要であることがおわかりいただけたかと思います。
雨漏りでお困りの方、ぜひ一度ご相談ください。


